用語集
ウォーターサーバー
ウォーターサーバー(Water Server、Water Dispenser)とは、ボトル給水方式または水道直結式の温水・冷水給水設備を指し、家庭・オフィス・店舗・公共施設で広く普及した現代の生活設備として、健康志向の高まりと災害備蓄ニーズの拡大により急速に市場が拡大している給水システム概念である。主要方式として、第一に「宅配ボトル方式(ボトル交換式)」(7〜12Lのボトル水を定期宅配で交換、初期費用無料・月額利用料モデル)、第二に「水道直結方式」(水道管に直結し浄水器を経由して給水、月額固定料金モデル、ボトル交換不要)、第三に「卓上型・床置型」(設置場所別の区分)、第四に「常温水対応・チャイルドロック付・節電エコモード搭載」などの機能拡張型が代表的である。日本のウォーターサーバー市場は約3,000億円規模(2024年時点)で、コロナ禍を契機に家庭への普及が急加速し、世帯普及率は20%以上に達している。代表的なサービス事業者には、プレミアムウォーター(プレミアムウォーターホールディングス)、フレシャス(株式会社FRECIOUS)、コスモウォーター(コスモライフ)、アクアクララ、クリクラ(ナック)、サントリー天然水ウォーターサーバー、ウォータースタンド(株式会社ウォータースタンド)などがあり、宅配方式と水道直結方式で激しい競争を繰り広げている。健康志向の側面では、天然水(南アルプス・富士山・阿蘇など)、RO膜浄水、ミネラル添加水、水素水、アルカリイオン水などの選択肢があり、消費者の嗜好に応じた多様化が進む。災害備蓄の観点では、宅配ボトル方式のウォーターサーバーが推奨され、平時の家庭用に加え非常時の飲料水確保にも寄与する。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における共用部リニューアル時、エントランス・ロビー・ラウンジ・テナント休憩室にウォーターサーバーを設置する設備計画も近年増えており、テナント満足度向上施策の一環として位置付けられる。明誠フランチャイズの設備工事専門会社では、ウォーターサーバー設置の電源・配管・スペース計画にも対応している。

