用語集
ウォールナット無垢
ウォールナット無垢(Walnut Solid Wood)とは、クルミ材(ブラックウォールナット)の無垢材を用いた建材を指し、複合フローリングや突板フローリングと異なり、樹木そのものを切り出して加工した一枚物の本物の銘木を指す現代の高級建材概念である。無垢材ならではの特徴として、第一に「本物の素材感」(木の自然な質感、温もり、手触り)、第二に「優れた調湿性能」(呼吸する木材として、室内の湿度を自然に調整)、第三に「経年変化の魅力」(時間とともに色合いが深まり、艶やかな美しさを増す)、第四に「高い耐久性」(手入れ次第で50〜100年以上の長期使用が可能)、第五に「再生・再仕上の容易さ」(傷ついた表面を削り直して新品同様に再生可能)などが挙げられる。一方、複合フローリングと比較した課題として、第一に「価格の高さ」(1㎡あたり1.5〜3万円程度)、第二に「収縮・膨張への配慮」(季節変動による寸法変化、隙間の発生)、第三に「メンテナンスの必要性」(オイル塗り直し、ワックスがけ等の定期手入れ)、第四に「施工難易度」(熟練技術が必要、施工時の含水率管理)などがある。フローリング製品の規格として、厚さ15mm・18mm・21mmの無垢板が標準的で、幅は90〜180mm、長さは900〜1820mm程度。グレード分けとして、節なし(プレミアム)、小節(スタンダード)、節あり(カジュアル)の3グレードが流通している。表面仕上は、オイル仕上(プラントベース、ハードワックスオイル等)、UV塗装、ウレタン塗装、無塗装などから選択。代表的メーカー・取扱店には、IOC(International Oak Center)、朝日ウッドテック「ライブナチュラル」、永大産業「永大スーパーE」、ウッドワン「ピノアース」、ナルカーン、東洋テックス、北海道ハードウッド、北見ウッド工芸、UNIFITウッドなどがある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における高級グレード専有部リフォーム提案で、ウォールナット無垢フローリングの採用は空間グレードを劇的に引き上げる差別化戦略として有効。明誠フランチャイズの内装工事専門会社では、無垢フローリングの施工技術と経年メンテナンスのノウハウを蓄積しており、収益不動産オーナーへの長期的な資産価値維持提案が可能である。

