用語集

ウォールナット

読み方
うぉーるなっと

ウォールナット(Walnut、クルミ材)とは、クルミ科の落葉広葉樹の総称で、特に建築用木材・家具材として広く利用される高級銘木の代表的樹種を指す。学名はJuglans nigra(ブラックウォールナット、北米産)、Juglans regia(ヨーロッパウォールナット、欧州・中央アジア産)、Juglans ailantifolia(オニグルミ、日本産)など複数種があるが、建築・家具業界で「ウォールナット」と称されるのは主にブラックウォールナットを指す。世界三大銘木として、マホガニー・チーク・ウォールナットが並び称される、現代の高級木材市場における最重要樹種である。本材の特徴は、第一に「深い色合い」(紫黒色〜こげ茶色の重厚な色調)、第二に「優美な木目」(直行木目から波状の杢目まで多様)、第三に「高い強度・耐久性」(曲げ強度・引張強度に優れる)、第四に「加工性の良さ」(切削・乾燥・接着が容易、衝撃に強い)、第五に「経年変化の魅力」(経年で色が深まり、艶やかな美しさを増す)、第六に「希少価値の高さ」(成長が遅く、伐採規制も厳しいため希少)などが挙げられる。主な用途は、第一に「フローリング・床材」(最高級フローリングの代名詞)、第二に「家具」(ダイニングテーブル・サイドボード・キャビネット等の高級家具)、第三に「ドア・建具」(重厚感ある室内ドア・玄関ドア)、第四に「楽器」(ピアノ・ギター・バイオリン等の側板・装飾部)、第五に「装飾彫刻・象嵌細工」(彫刻・象嵌の高級材)などである。流通形態として、無垢材、3層構造材、突板(薄いウォールナット表面材を合板基材に貼った材)など多様で、価格帯も大きく異なる。代表的な家具・建材メーカーには、サクラ製作所、ARMADA、Cassina ixc.、IDEE、KARIMOKU CASE STUDY、Time & Style、宮崎椅子製作所、北見ウッド工芸、丸十大牟田、サンワカンパニーなど。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における高級グレードの専有部リフォーム・内装提案では、ウォールナット材の床・建具・家具を活用した提案が、空間の格調感を高める差別化戦略として有効である。明誠フランチャイズの内装工事専門会社では、無垢ウォールナットフローリングの施工技術を蓄積している。

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