用語集
ウッドグレイン
ウッドグレイン(Wood Grain、ウッドグレイン柄、木目柄)とは、3M社のダイノックフィルム(化粧フィルム)における木目調シリーズの総称を指し、商品コード「WG」シリーズで展開される現代の建築化粧フィルム市場の代表的な意匠カテゴリー概念である。3Mダイノックフィルムは、世界最大級の化粧フィルムブランドとして、1960年代の発売以来、建築・家具・乗り物・サインなど多様な分野で活用される革新的な装飾材料である。ウッドグレインシリーズは、自然な木目を高精度のグラビア印刷技術と特殊エンボス加工で再現し、本物の銘木に近い質感を実現している。代表的な木目柄として、第一に「ウォールナット系」(深いブラウン、波状木目)、第二に「オーク系」(明るいタン、直線的木目)、第三に「メープル系」(淡い色合い、均一木目)、第四に「チェリー系」(赤味のあるブラウン)、第五に「アッシュ系」(ナチュラルベージュ)、第六に「チーク系」(深いブラウン、油分のある質感)、第7に「ローズウッド系」(暗紫色、装飾的木目)、第八に「ゼブラウッド系」(縞模様)、第9に「マカッサル系」(高級銘木)、第10に「ペールウッド系」(白系木目)など、世界中の銘木を再現したラインナップ100色以上を擁する。物理特性として、第一に「裏面糊付き」(自己粘着型、専用プライマー併用)、第二に「PVC樹脂製基材」(強度・耐久性)、第三に「マイクロ・スティーブンス・パターン構造」(独自のエア抜き構造)、第四に「防火認定(不燃F☆☆☆☆相当)」、第五に「耐傷性・耐汚染性」(メラミン樹脂表面処理)、第6に「色保持性」(紫外線耐性)などが特徴。施工対象は、第一に「ドア・建具」、第二に「家具・キャビネット」、第三に「壁面・パネル」、第四に「カウンター・棚」、第5に「サイン・看板」、第六に「商業空間内装」、第7に「ホテル客室」、第八に「住宅リフォーム」など極めて多様。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における内装リニューアル工事では、既存ドア・建具・収納家具などをダイノックフィルム貼付で意匠刷新する手法が、低コスト・短工期・高意匠を同時実現する手段として広く活用される。明誠フランチャイズの内装工事専門会社では、ダイノックフィルム施工の専門技術を蓄積し、収益不動産オーナーへの低コスト意匠刷新提案を行っている。JCSAでも化粧フィルム関連の技術セミナーを定期開催している。

