用語集
ウメ
ウメ(梅、Prunus mume)とは、バラ科サクラ属の落葉広葉樹を指し、早春に芳香のある花を咲かせ、和庭・神社・寺院・公園・住宅の庭園で広く植栽される現代の和庭・伝統建築の代表的な花木概念である。原産地は中国で、日本には奈良時代に伝来し、万葉集にも多く詠まれた歴史的・文化的に深い植物である。日本人の精神文化と密接に結びつき、第一に「松竹梅」(吉祥の象徴)、第二に「歳寒三友」(厳冬に強い植物)、第三に「春を告げる花」(雪中に咲く先駆け)、第四に「学問の象徴」(菅原道真公)、第五に「歌・俳句の題材」(多数の和歌・俳句)など、文化的価値が極めて高い植物として位置付けられる。本樹種の植物学的特徴は、第一に「樹高3〜6m程度の落葉広葉樹」、第二に「早春開花(1〜3月)」(地域・品種により異なる)、第三に「白・桃・紅などの花色」、第四に「芳香性」(強い甘い香り)、第五に「梅の実(うめ)の収穫」(食用・酒造・薬用)、第六に「樹形の趣」(曲がりくねった幹、盆栽適性)などである。主な品種として、第一に「白加賀(しろかが)」(食用梅の代表)、第二に「南高(なんこう)」(梅干し用、和歌山県)、第三に「梅花(ばいか)」(観賞用)、第四に「枝垂れ梅」(しだれ梅、桜と並ぶ枝垂れ品種)、第五に「八重咲き品種」(観賞用、華やか)、第六に「思いのまま」(一本に紅白咲き分け)、第七に「鹿児島寒紅梅」(早咲き)など、観賞用・実用合わせて300種以上の品種がある。植栽位置として、第一に「主庭の中心木」(庭の主役)、第二に「玄関アプローチ」(季節感の演出)、第三に「茶庭の景物」、第四に「神社・寺院の境内」、第五に「公園の名所木」(偕楽園・北野天満宮等)などがある。手入れ方法は、第一に「剪定」(花後と冬季の2回、樹形の調整)、第二に「肥料」(緩効性肥料、有機質肥料)、第三に「病害虫対策」(黒星病、アブラムシ、毛虫等)、第四に「水やり」(特に若木期)、第五に「マルチング」(根元の保湿)などが必要となる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における植栽・外構リニューアル提案では、ウメの植栽が、第一に「和風意匠の演出」、第二に「季節感の表現」、第三に「文化的な趣の付加」、第四に「住民・宿泊客への癒し」などの価値を提供する。明誠フランチャイズの外構・造園工事専門会社では、和庭の植栽提案にも対応可能で、収益不動産オーナーへの差別化提案を提供している。

