用語集

ウレタン塗膜防水通気緩衝シート複合工法

読み方
うれたんとまくぼうすいつうきかんしょうしーとふくごうこうほう

ウレタン塗膜防水通気緩衝シート複合工法(Urethane Membrane Waterproofing with Air-vent Sheet Composite Method、通気緩衝複合工法)とは、ウレタン塗膜防水の絶縁工法(X-1工法)の拡張形として、通気緩衝シート(クッションシート)と高機能補強材を組み合わせた複合工法を指し、既存防水を撤去せずに重ね施工する「かぶせ改修」で、膨れ防止・耐久性向上を両立する、現代のウレタン塗膜防水改修の高機能仕様概念である。本工法は、特に下地が湿気を含むケース、既存防水層の状態が悪いケース、長期耐久性を最優先するケースで採用される。標準的な工法構成は、第一に「下地調整・プライマー塗布」、第二に「通気緩衝シート(複層耐圧シート・ガラスマット・PETポリエステル不織布等)敷設」、第三に「シート接合部の処理(テープシール・溶着)」、第四に「脱気筒設置(一般部25〜50㎡に1個)」、第五に「立上り部の補強材・メッシュ施工」、第六に「ウレタン塗膜防水材1層目塗布」、第七に「ウレタン塗膜防水材2層目塗布(規定膜厚3mm目安)」、第八に「トップコート塗布」と多段階で進行する。通気緩衝シートの種類として、第一に「ガラスマット系(ガラス繊維不織布、耐熱・耐久性高)」、第二に「PETポリエステル不織布系(軽量・施工性良)」、第三に「複合シート(複数層の機能複合)」、第四に「自己接着型シート(裏面に接着剤層、施工効率向上)」などがある。代表的な複合工法メーカーは、田島ルーフィング、AGCポリマー建材、ダイフレックス、東亜合成、保土ヶ谷ケミカル、富士川建材工業など。本工法のメリットは、第一に「既存防水撤去不要(廃材削減・コスト削減・工期短縮)」、第二に「下地内部の水分・湿気を脱気筒から排出(膨れ防止)」、第三に「下地クラックの動きに追従可能」、第四に「長期耐久性(適切な維持管理で15〜20年以上)」、第五に「居住者・テナント影響最小化」などが挙げられる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における築15年以上の屋上防水改修で広く採用される主力工法で、明誠フランチャイズの防水工事専門会社では、メーカー認定施工資格を有し、調査診断結果に基づく最適提案を実現している。ロープアクセス工法と組み合わせた効率的施工も明誠の強みである。JCSAでも防水技術セミナーを定期開催している。

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