用語集

ウレタン密着工法

読み方
うれたんみっちゃくこうほう

ウレタン密着工法(Urethane Adhesion Method、X-2密着工法)とは、ウレタン塗膜防水工事における直接密着方式の施工方法で、下地表面に通気緩衝シートを介さず直接ウレタン塗膜防水材を塗布する、現代のウレタン塗膜防水における標準的な施工方式概念である。本工法は、田島ルーフィングの「X-2工法」、AGCポリマー建材の「サラセーヌAV-mF工法」、ダイフレックスの「DSPAウレタン密着工法」、東日本塗料の「TF密着工法」など、各メーカーが標準仕様として展開している。本工法の特徴として、第一に「下地状態が良好な新築工事・改修工事で適用」、第二に「絶縁工法(X-1工法)より工程・コストが低減」、第三に「シャープな仕上り(下地に密着し凹凸が出ない)」、第四に「複雑形状・狭隘部への施工性が優れる」、第五に「適切な維持管理で10〜15年の耐用年数」、第六に「メーカー10年保証対応」などが挙げられる。施工適用条件として、第一に「下地の含水率が8%以下」、第二に「下地に大きなクラック・浮き・剥離がない」、第三に「既存防水を撤去するか、状態の良好な既存防水の上に重ね塗りする」、第四に「下地強度が確保されている」などが必要で、これらの条件を満たさない場合はX-1絶縁工法または他工法の選択が推奨される。標準的な施工工程は、第一に「下地調整(清掃・補修・ドレン処理・乾燥確認)」、第二に「専用プライマー塗布」、第三に「立上り部・取合部の補強層形成」、第四に「ウレタン塗膜防水材1層目塗布」、第五に「ウレタン塗膜防水材2層目塗布(規定膜厚3mm目安)」、第六に「トップコート塗布」、第七に「品質検査(膜厚測定・ピンホール検査・引張試験)」と多段階で進行する。OATM-3A工法はオート化学工業のウレタン密着工法仕様で、優れた施工性とJIS適合性を兼ね備える。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における新築工事・ベランダ防水・庇防水で標準採用される主力工法で、明誠フランチャイズの防水工事専門会社では、ウレタン密着工法の認定施工資格を有し、調査診断結果に基づく最適選定を実現している。ロープアクセス工法と組み合わせた効率的施工提案も明誠の強みである。JCSAでも防水技術セミナーを定期開催している。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!