用語集

ウレタン防水材

読み方
うれたんぼうすいざい

ウレタン防水材(Urethane Waterproofing Material)とは、ウレタン塗膜防水工事に使用される液状防水材料の総称を指し、ポリウレタン樹脂を主成分として、屋上・ベランダ・庇などのコンクリート・モルタル・既存防水層に塗布して塗膜防水層を形成する、現代の塗膜防水工事における中核的な防水材料製品概念である。ウレタン防水材の主な分類として、第一に「2液型(A液:主剤、B液:硬化剤の混合タイプ)」(最も主流、優れた性能)、第二に「1液型(湿気硬化型、空気中水分で硬化)」(DIY・小規模工事向け)、第三に「速硬化型(吹付施工対応、瞬間硬化)」(短工期・特殊用途)、第四に「水性型(環境配慮型、低VOC)」(新興、普及拡大中)、第五に「JIS A 6021区分別(高伸長形・高強度形)」などに分けられる。物性的特徴として、第一に「破断強度2.3〜10MPa」、第二に「伸び率150〜600%」、第三に「引裂強度8〜30N/mm」、第四に「JIS耐候・耐熱・耐アルカリ性能」、第五に「無溶剤化・低VOC化進行」などが挙げられる。施工形態として、第一に「ローラー塗工」(標準)、第二に「コテ塗り」(補修・部分施工)、第三に「吹付塗装」(広面積効率施工、超速硬化型)、第四に「自動吐出機械塗工」(大規模工事の効率化)がある。代表的なメーカーは、田島ルーフィング、AGCポリマー建材(サラセーヌシリーズ)、ダイフレックス(DSPAウレタン)、東日本塗料、ロンシール工業、保土ヶ谷ケミカル、大関化学工業、SK化研、富士川建材工業、東亜合成、コニシ、シーカ・ジャパンなど。各メーカーが独自の処方を競い合い、JIS適合性・施工性・意匠性・耐久性を訴求している。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における屋上防水・ベランダ防水・庇防水・パラペット防水で広く採用される標準防水材で、明誠フランチャイズの防水工事専門会社では、多メーカー製品の認定施工資格を有し、調査診断結果と物件特性に応じた最適製品選定を実現している。ロープアクセス工法と組み合わせた高層物件への対応も明誠の強みである。JCSAでも防水技術セミナーを定期開催し、加盟会社の技術力向上を支援している。

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