用語集

ウレタン防水

読み方
ウレタンぼうすい

ウレタン防水(Urethane Waterproofing)とは、用語「ウレタン塗膜防水」と同義の表記揺れであり、ポリウレタン樹脂を主成分とする液状防水材を下地に塗布して塗膜防水層を形成する工法を指す。本表記は、業界・現場・設計図書において「ウレタン塗膜防水」の略称として広く用いられ、JIS A 6021に準拠した塗膜防水工法を意味する。ウレタン防水は、現代のマンション・ビル・ホテルの屋上・ベランダ・庇・パラペット・取合部の防水工事における主力工法であり、シート防水・アスファルト防水と並ぶ三大防水工法のひとつとして位置付けられる。特に複雑形状部位(凹凸下地、出入隅、配管廻り、立上り取合)の連続施工性に優れ、シームレスな防水層を形成できる点が他工法に対する大きな優位性である。技術的には、第一に「下地への直接塗布または通気緩衝シート介在」、第二に「2層以上の塗り重ねによる規定膜厚(一般に3mm以上)の確保」、第三に「トップコートによる紫外線保護・意匠性付与」、第四に「立上り部・取合部の補強層形成」、第五に「ドレン・配管廻り・笠木周辺の取合部処理」などが品質確保の鍵となる。工法分類は、X-1絶縁工法(通気緩衝シート+脱気筒)、X-2密着工法(直接密着)、重ね塗り工法(既存ウレタンの上)、複合改修工法(既存シートの上)など多彩で、下地条件・既存防水状態・耐用年数目標・コストに応じて選定される。代表的なメーカーは、田島ルーフィング、AGCポリマー建材、ダイフレックス、東日本塗料、ロンシール工業、保土ヶ谷ケミカル、大関化学工業、SK化研、富士川建材工業、東亜合成など。設計耐用年数は、X-2密着工法で約10年、X-1絶縁工法で約12〜15年、断熱併用工法で約15〜20年程度が目安で、適切な維持管理(トップコート再塗布5〜10年サイクル)により大幅な延命が可能である。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における防水改修の主流工法として、ウレタン防水は常に第一選択肢として検討される。明誠フランチャイズの防水工事専門会社では、多メーカー製品の認定施工資格を有し、ロープアクセス工法と組み合わせた効率的施工提案・調査診断結果に基づく最適選定を実現している。JCSAでも防水技術セミナーを継続開催している。

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