用語集
エアコン業務用ダクト
エアコン業務用ダクト(Air Conditioning Commercial Duct Work、エアコンダクト工事)とは、エアコン(家庭用・業務用)の屋内機・屋外機の配管・電気配線・ドレン配管・冷媒配管・換気ダクトなどの設置工事の総称を指し、現代の住宅・マンション・オフィス・店舗・施設等のエアコン設置工事における基本的な施工分野概念である。エアコン工事の主な構成要素は、第一に「冷媒配管」(銅管・断熱材一体型、屋内機と屋外機を結ぶ)、第二に「ドレン配管」(除湿水を排出する塩ビ管・断熱材巻き)、第三に「電気配線」(電源線・通信線・制御線)、第四に「制御配線」(リモコン信号線・温度センサー線)、第五に「換気ダクト」(業務用エアコン・全熱交換器の場合)、第六に「室外機の据付」(コンクリート基礎・防振金物)、第七に「室内機の取付(天井・壁・床置)」、第八に「壁貫通孔・スリーブ処理」、第九に「真空引き・気密試験」などである。施工順序は、第一に「機器仕様確認・取付位置決定」、第二に「壁面・天井下地補強」、第三に「貫通孔加工(スリーブ施工)」、第四に「配管経路設計・配管施工」、第五に「電源・制御配線敷設」、第六に「室外機・室内機の据付」、第七に「冷媒配管接続・真空引き・気密試験」、第八に「電気接続・絶縁試験」、第九に「試運転・調整」、第十に「カバー・養生・仕上」と多段階で進行する。エアコン工事には、第一に「電気工事士資格(電気工事用)」、第二に「冷媒フロン回収・移行業者登録(冷媒取扱、フロン排出抑制法対応)」、第三に「高所作業特別教育(高所作業時)」など各種法的資格が必要で、専門技術者による施工が法的に求められる。代表的な工事業者は、エアコン専門工事会社、家電量販店の指定業者、大手ハウスメーカーの指定業者、ビル管理会社の指定業者などがある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における直接関連は限定的だが、共用部空調更新・テナント工事・ホテル客室空調更新で対応する機会が多い。明誠フランチャイズの電気工事・設備工事専門会社が対応し、JCSAでも空調・電気関連のセミナーを定期開催している。

