用語集

エアブラスト機

読み方
えあぶらすとき

エアブラスト機(Air Blast Machine、Sand Blast Machine)とは、圧縮空気と研磨材(サンド・スチールショット・スチールグリット・ガラスビーズ・アルミナ・銅スラグ・ガーネット・ステンレスショットなど)を組み合わせて、対象表面に高速噴射して素地調整・表面処理・錆落し・塗膜剥離・表面粗面化・装飾加工を行う機械を指し、現代の塗装工事・金属加工・建築工事・記念碑加工分野で広く活用される表面処理機械概念である。エアブラスト機の主要構成要素として、第一に「エアコンプレッサー」(圧縮空気供給、5〜10MPa)、第二に「研磨材タンク・ホッパー」(研磨材貯蔵)、第三に「研磨材供給機構」(流量制御弁、ノズルへの研磨材供給)、第四に「ノズル」(タングステンカーバイド・酸化アルミニウム製、研磨材噴射)、第五に「除塵集塵機」(粉塵回収)、第六に「研磨材回収・分級機」(再利用システム)、第七に「ホース・配管」、第八に「制御パネル」などから成る。ブラスト方式の分類として、第一に「サクション式(吸引式、軽負荷向け)」、第二に「直圧式(強力ブラスト、重負荷向け)」、第3に「湿式ブラスト(粉塵抑制、屋内施工対応)」、第4に「ショットピーニング機(金属表面の応力導入・疲労強度向上)」、第5に「ドライアイスブラスト(CO2雪、ノンダスト・ノンウォーター施工)」など、用途に応じた方式選定がある。建築・建設業界での主な用途は、第一に「鉄骨・鋼構造の素地調整(塗装下地、ISO Sa2.5級・Sa3級)」、第二に「コンクリート表面処理(塗装下地、表面粗面化)」、第3に「PCa・プレキャストコンクリートの脱型直後表面処理」、第四に「タイル目地・モルタル除去」、第五に「橋梁・タンク・煙突の塗膜除去・素地調整」、第六に「記念碑・墓石の文字彫刻・装飾加工」、第七に「ガラスのすりガラス加工」などである。代表的なメーカーは、日本特殊熱処理工業、株式会社不二製作所、株式会社サンポー、株式会社丸山製作所、株式会社シーシーアイ、株式会社ハイブリッジ・ジャパン、PRO-Spec、Clemco、Sandblast、Norshot Internationalなど。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における鉄骨部材の素地調整・塗装改修・コンクリート表面処理で活用される機会があり、明誠フランチャイズの塗装・防錆工事専門会社が対応している。JCSAでも素地調整技術関連のセミナーを定期開催している。

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