用語集
エスケー一液NADウレタン(鉄部)
エスケー一液NADウレタン(鉄部)とは、エスケー化研株式会社が製造・販売する一液型ウレタン樹脂系塗料の代表的製品で、特に鉄部塗装に特化した非水分散型(NAD:Non-Aqueous Dispersion)の弱溶剤系塗料を指す。「NAD」とは、塗料の樹脂を水ではなく有機溶剤中に分散させる技術で、従来の溶剤系塗料に比べて低臭気・低VOC(揮発性有機化合物)・環境配慮を実現しつつ、塗膜性能は溶剤系並みの高耐久性を保持する塗料技術である。一液型はあらかじめ硬化剤が配合済みで、現場で2成分を混合する必要がなく、缶を開けてそのまま塗布できるため、施工性が極めて高い。鉄部塗装は、マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における重要工程の一つで、外壁手すり・階段手すり・鉄製ドア・配管・換気フード・各種金物・屋上設備・避難ハッチ・面格子・庇・ベランダ手すり子・玄関ドア枠など、多様な金属部材に塗装更新を行う。鉄部は雨水・湿度・紫外線・温度変化・酸性雨などの影響で腐食(さび)が進行しやすく、適切な防錆塗装を施さないと急速に劣化し、建物全体の美観・機能性・安全性を損なう。エスケー一液NADウレタン(鉄部)の特徴は、(1)低臭気・低VOC、(2)優れた防錆性能、(3)長期耐候性(10〜15年程度の耐用年数)、(4)作業性の良さ(一液型)、(5)多色対応、(6)光沢調整可能(艶あり・3分艶・艶消し)、(7)下塗・中塗・上塗の3工程システム対応、などが挙げられる。施工フローは、(1)下地調整(ケレン作業:さび落とし、旧塗膜除去)、(2)下塗(防錆プライマー)、(3)中塗(エスケー一液NADウレタン中塗)、(4)上塗(エスケー一液NADウレタン上塗)、の4ステップが標準である。明誠グループはマンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事において、ロープアクセス工法と組み合わせることで足場費用を圧縮しつつエスケー一液NADウレタン(鉄部)による高品質な鉄部塗装更新を実現できる体制を整えている。

