用語集
一成分形
読み方
いちせいぶんがた
一成分形(いちせいぶんがた、One-Component Type)とは、シーリング材・接着剤・塗料等の硬化性建材において、硬化剤を別途混合する必要がない単一成分(A成分のみ)の製品タイプを指す建材分類用語で、「1液型」「一液型」「1成分形」「単成分形」とほぼ同義として使われる。シーリング材における一成分形は、JIS A 5758「建築用シーリング材」で、(1)シリコーン系一成分形、(2)変成シリコーン系一成分形、(3)ポリウレタン系一成分形、(4)アクリル系一成分形、(5)SBR系一成分形、などに分類される。硬化原理は、(A)湿気硬化型(空気中の水分と反応して硬化、シリコーン・変成シリコーン・ウレタン系の主流)、(B)酸化重合型(空気中の酸素と反応、油性塗料系)、(C)熱硬化型、(D)乾燥型(溶剤・水分蒸発で固化、アクリル系)、などである。一成分形の利点は、(i)施工が容易(混合不要・誰でも安定施工)、(ii)材料管理がシンプル(残量再利用可能)、(iii)少量現場で経済的、(iv)施工誤差が少ない、(v)施工時間の制約が少ない、などである。欠点は、(α)二成分形に比べて硬化に時間がかかる、(β)厚塗り時の内部硬化遅延、(γ)特殊高性能仕様は二成分形が主、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるシーリング工事(外壁目地・窓周り・水回り等)で、一成分形シーリング材は施工性・コスト面から広く採用される標準的選択肢で、明誠はフランチャイズ加盟の防水・シーリング専門業者と連携した適切な仕様選定と高品質施工を実現する。

