用語集

一括発注

読み方
いっかつはっちゅう

一括発注(いっかつはっちゅう、Lump-sum Order)とは、建設工事の発注方式の一つで、複数の工事区分(設計・施工・各工種)を1つの契約で1社に一括発注する方式の総称である。建設プロジェクトの主要発注方式は、(1)設計施工分離発注方式(設計と施工を別契約、競争入札で施工者選定、公共工事の標準方式)、(2)設計施工一括発注方式(デザインビルド、設計から施工まで1社に発注)、(3)一括発注方式(複数工種を1社にまとめて発注、マンション大規模修繕で多い)、(4)分離発注方式(工種ごとに別契約、施主の管理負担大)、(5)責任施工方式(管理会社が施工も一括対応)、(6)CM方式(コンストラクション・マネジメント、専門コンサルが施工管理)、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における一括発注の代表的方式は、(A)責任施工方式:管理会社・施工会社一体で発注、(B)設計事務所監理方式:設計事務所に設計・監理を委託、施工は競争入札、(C)コンサル業務委託方式:第三者コンサルがプロセス管理、(D)パートナーシップ方式:長期パートナーとの随意契約、などである。一括発注のメリットは、(i)窓口の一本化で管理負担軽減、(ii)責任の所在明確、(iii)工程・コスト管理の一貫性、(iv)施工会社の総合提案力活用、(v)追加・変更時の対応速度、などである。デメリットは、(α)競争性の低下、(β)コスト透明性の懸念、(γ)施工会社への過度依存、などがある。明誠は3工法選択肢を活かした最適提案で、一括発注・分離発注のどちらの発注方式にも対応できる柔軟な体制を構築している。

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