用語集
一文字鬼
読み方
いちもんじおに
一文字鬼(いちもんじおに、Ichimonji Demon Tile)とは、日本の伝統的な瓦屋根における棟(むね、屋根の最頂部)の両端に据える装飾瓦「鬼瓦(おにがわら)」のうち、デザインが一文字形(直線的・水平な棒状)にシンプル化されたタイプを指す瓦屋根用語である。鬼瓦の主要分類は、(1)一文字鬼(シンプルな直線形、現代住宅・モダン和風)、(2)影盛り鬼(伝統的な凹凸装飾付き)、(3)獅子口(ししぐち、口を開けた獅子の意匠)、(4)阿形・吽形(あぎょう・うんぎょう、対の意匠)、(5)家紋入り鬼瓦(家紋を意匠化、武家屋敷)、(6)唐獅子・龍・鳳凰(寺社・高級住宅)、(7)創作鬼瓦(現代意匠)、などである。一文字鬼の主要特徴は、(A)直線的でシンプルな意匠(モダン和風)、(B)伝統鬼瓦より軽量・低コスト、(C)瓦屋根の現代的アレンジに対応、(D)住宅・小規模建築での採用、(E)色は黒・グレー・銀いぶし等の和色が主、などである。素材は、(i)粘土瓦(陶器瓦、最も伝統的)、(ii)セメント瓦(コスト重視)、(iii)金属瓦(軽量・耐震性)、(iv)樹脂製瓦(軽量・低コスト)、などで、用途・予算に応じて選定される。鬼瓦の機能的役割は、(α)棟端部の雨仕舞・止水、(β)瓦の固定・安定、(γ)意匠的アクセント、(δ)邪気払い・魔除けの伝統的意味、(ε)家の格を示す象徴、などである。マンション・ホテル・旅館の和風屋根や、戸建住宅の屋根葺替工事で、明誠はフランチャイズ加盟の屋根・瓦専門業者と連携した多彩な提案を実現する。

