用語集
一枚の構造改革
読み方
いちまいのこうぞうかいかく
一枚の構造改革(いちまいのこうぞうかいかく、One Sheet Structural Reform)とは、住友3M(現スリーエム ジャパン)が2000年代に建築外装分野で提唱した、(1)外装パネル1枚で多機能(防水・断熱・意匠・耐久)を実現する革新的建材コンセプト、(2)従来の多層構造を1枚パネルに集約する効率化、(3)施工工期の短縮・コスト削減、(4)長期耐久性の向上、などを目指した建材戦略コンセプトであり、具体的には「ECOフィルム」「ダイノックフィルム」等の3M製品を活用した外装リニューアル工法の業界呼称的な用語である。背景には、(A)従来の塗装・タイル張替・サイディング張替などの大規模工事はコスト・工期・廃棄物が大きい、(B)「カバー工法」(既存外装の上から新規外装を貼り重ねる工法)の業界ニーズ拡大、(C)3Mの粘着技術・フィルム技術の建築応用、(D)省エネ・脱炭素ニーズへの対応、などの社会・市場潮流がある。3M製ダイノックフィルムは、(i)厚さ約0.2mmの粘着フィルム、(ii)木目・石目・金属・無地等の多彩な意匠、(iii)耐候性・防火性・抗菌性、(iv)既存基材(金属・コンクリート・木材・FRP等)への直接貼付、(v)建築外装・内装・什器・家電など多用途、で世界中で採用されている。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕に伴う共用部・エントランス・店舗ファサードの意匠リニューアルで、フィルム工法は短工期・低騒音・低粉じん・既存意匠への影響最小化などの強みで活用される。明誠はフランチャイズ加盟の内装・看板工事専門業者と連携した多彩な提案を実現する。

