用語集
一棟買い
一棟買い(いっとうがい、英:Whole Building Purchase、Bulk Purchase)とは、収益不動産投資の一形態で、マンション・アパート・オフィスビル・ホテル・商業ビル・ロードサイド店舗などの建物を1棟丸ごと購入する不動産取引を指す。区分所有マンションの1住戸ずつを購入する「区分マンション投資」と対比される投資手法で、収益不動産投資の中でも上級者・資産規模の大きな個人・法人投資家向けの本格的な投資手法として位置付けられる。一棟買いの最大のメリットは、土地と建物の全体を所有することで、運営の自由度が高く、建物全体の経営戦略を一貫して実行できる点にある。例えば、外壁塗装・大規模修繕の時期・仕様・施工会社選定を所有者の判断で決められる、空室対策のリノベーション・コンバージョン(用途変更)を自由に行える、テナント募集戦略を一元化できる、解体・建替を所有者の判断で決められるなど、区分マンション投資にはない経営の自由度がある。また、土地が一棟全体に占める評価額が大きく、相続税対策・資産防衛効果が高い点も大きなメリットである。デメリットとしては、購入価格が1〜数十億円と大規模になり、自己資金・融資調達のハードルが高い、建物全体の管理責任・修繕責任を負う、空室リスクが集中する、立地・建物グレードの選定ミスが致命的になるなどの点が挙げられる。一棟買いの投資収益率(NOI利回り、表面利回り、実質利回り)は物件の築年数・立地・グレード・テナントミックスにより大きく異なる。マンション・ビル・ホテルの一棟所有オーナーは明誠の主要顧客層であり、これら大規模建築物の大規模修繕工事は、資産価値維持・賃料相場維持・テナント満足度向上に直結する重要な経営判断である。明誠ではロープアクセス工法による足場費用削減・工期短縮を活かし、一棟買いオーナーのキャッシュフローを最大化する提案を行っている。

