用語集

一次エネルギー消費量

読み方
いちじえねるぎーしょうひりょう

一次エネルギー消費量(いちじえねるぎーしょうひりょう、Primary Energy Consumption)とは、建築物が運用段階で消費する全てのエネルギー(電気・ガス・石油等)を、発電・精製・輸送等で必要なエネルギー損失を含めた一次エネルギー(自然界に存在するエネルギー資源の状態)に換算した総量で、建築物の省エネ性能評価の中核指標である。日本では「建築物省エネ法(建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律、2015年制定)」に基づき、(1)住宅・非住宅とも一次エネルギー消費量基準への適合判定、(2)BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)認定での評価、(3)省エネ基準適合義務化(2025年4月から全建築物)、などで活用される重要指標である。計算対象エネルギーは、(A)空調・暖房・冷房、(B)換気、(C)給湯、(D)照明、(E)昇降機(エレベーター・エスカレーター)、(F)家電・OA機器(非住宅では参考値)、などである。換算係数は、(i)電力1kWhあたり一次エネルギー約9.76MJ(火力発電基準)、(ii)都市ガス1m³あたり約45MJ、(iii)灯油1Lあたり約36.7MJ、などで、エネルギー種別ごとに定められている。建築物省エネ性能の指標としては、(α)基準一次エネルギー消費量に対する設計値の比率(BEI:Building Energy Index)、(β)BEI≦1.0が省エネ基準適合、(γ)BEI≦0.8がZEH(Net Zero Energy House)の基準の一つ、などが用いられる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕に伴う省エネ改修(断熱・LED化・空調更新)で、明誠は省エネ性能向上を含めた総合提案を実現する。

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