用語集

一液型

読み方
いちえきがた

一液型(いちえきがた、One-Component Type)とは、塗料・シーリング材・接着剤・防水材などの硬化性建材において、硬化剤を別途混合する必要がない単一成分(A液のみ)の製品タイプを指す建材分類である。これに対する「2液型」は主剤(A液)と硬化剤(B液)を施工直前に混合する必要があり、(1)混合比の精度管理、(2)混合後の可使時間(ポットライフ)制約、(3)材料余りの廃棄、(4)施工者の技能要求、などの管理負担がある。一液型の主要特徴は、(A)施工が容易(混合作業不要、誰でも安定施工)、(B)材料管理がシンプル(残り缶の再利用可能)、(C)少量現場・部分補修現場で経済的、(D)気温・湿度等の環境変動による硬化挙動が安定、(E)作業効率高、などである。一液型の硬化原理は、(i)湿気硬化型(空気中の水分と反応)、(ii)酸化重合型(空気中の酸素と反応、油性塗料の伝統方式)、(iii)熱硬化型(焼付塗装等)、(iv)乾燥型(溶剤・水分蒸発で乾燥固化)、などである。代表的な一液型製品は、(α)一液型ウレタン塗料(マイルドウレタン等)、(β)一液型シリコン塗料(マイルドシリコン等)、(γ)一液型シーリング材(ウレタン系・変成シリコン系)、(δ)一液型接着剤(クロロプレン系等)、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における塗装・シーリング工事で、施工性・経済性重視のケースで一液型が広く採用される。明誠はフランチャイズ加盟の塗装・シーリング専門業者と連携し、物件特性に応じた最適仕様提案を実現する。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!