用語集

一級土木施工管理技士

読み方
いっきゅうどぼくせこうかんりぎし

一級土木施工管理技士(いっきゅうどぼくせこうかんりぎし)とは、「1級土木施工管理技士」と同一の国家資格を漢数字表記したものであり、建設業法第27条に基づく土木工事業の最上位技術者資格を指す。漢数字表記は公的書類・建設業許可申請書・経審申請書類など、フォーマルな場面で広く使用されている。本資格は1969年の建設業法改正により創設された施工管理技士制度の一つで、施工管理技士の中でも特に取得者数が多く、約30万人を超える有資格者が全国で活躍している。建設業界の基幹資格として、ゼネコン・サブコン・地方建設会社のいずれにおいても重要なポジションを占める。試験は第一次検定と第二次検定に分かれ、二次検定の施工経験記述では受検者自身が現場代理人や主任技術者として担当した土木工事に関する施工計画、工程管理、品質管理、安全管理、原価管理などの実務経験を論述形式で記述する高難度な内容となっている。近年の土木工事業界では、国土強靱化基本計画に基づく防災・減災インフラ整備、老朽インフラの長寿命化対策(インフラメンテナンス)、i-Construction(ICT施工)の推進、カーボンニュートラル対応の工法選定、ドローン・3Dスキャナーを用いた測量・出来形管理など、技術革新が急速に進展している。本資格者には、これら新技術を理解し現場で実装する能力が求められる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事においても、敷地内擁壁の補強、地下ピット防水、舗装補修、雨水排水改修、地震対策としての液状化対策などで土木工事の知見が必要となる。明誠グループのフランチャイズ加盟体制では、本資格者を擁する土木専門会社と連携することで、建築・電気・設備・土木を含めたトータルリニューアル提案を可能とし、建物オーナーの長期的な資産価値向上に貢献している。JCSAも土木分野の経営支援を継続している。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!