用語集

一級建築施工管理技士

読み方
いっきゅうけんちくせこうかんりぎし

一級建築施工管理技士(いっきゅうけんちくせこうかんりぎし)とは、「1級建築施工管理技士」と同一の国家資格を漢数字表記したものであり、建設業法第27条に基づく建築工事業の最上位技術者資格を指す。アラビア数字と漢数字の表記の違いはあるが資格内容・権限はまったく同じで、建築工事の施工管理に関する最も高度な専門能力を有する技術者として位置付けられている。本資格は1969年の建設業法改正により創設され、以後半世紀以上にわたり建築業界の品質と安全を支える基幹資格として運用されてきた。試験は2021年度の建設業法改正により従来の「学科試験+実地試験」から「第一次検定+第二次検定」に再編され、第一次検定合格者には新たに「技士補」の称号が付与される制度が始まった。これにより、若手技術者が早期に施工管理技術者としてのキャリアパスを歩めるようになり、特定建設業における専任技術者要件の段階的取得が可能となった。試験内容は建築学(構造・材料・環境・計画)、施工法(仮設・土工事・基礎・躯体・仕上)、施工管理(工程・品質・安全・原価)、建築法規(建築基準法・建設業法・労働安全衛生法・廃棄物処理法・建設リサイクル法など)と幅広く、二次検定では受検者自身が現場で経験した工事の管理経験を論述する施工経験記述が課される。本資格者は建設業法上の「監理技術者」として、4,500万円以上の元請工事を担う現場の責任者として配置されることが法的に求められる。マンション大規模修繕工事の現場代理人として、明誠グループのフランチャイズ加盟各社が本資格者を確保することで、ロープアクセス工法・足場工法・ハイブリッド工法のいずれにおいても、品質と安全の両立を実現する施工体制を構築している。

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