用語集

一級建設機械施工技士

読み方
いっきゅうけんせつきかいせこうぎし

一級建設機械施工技士(いっきゅうけんせつきかいせこうぎし)とは、建設業法第27条に基づく国家資格で、建設機械を用いた施工に関する高度な専門知識と現場管理能力を有する者を認定する最上位資格を指す。指定試験機関である一般社団法人日本建設機械施工協会が実施しており、第一次検定(学科)と第二次検定(実地)に分かれ、二次検定では実技審査として6種類の建設機械(トラクター系、ショベル系、モーター・グレーダー、締固め機械、舗装用機械、基礎工事用機械)から2種類を選択して操作技能を審査される。受検資格は学歴と実務経験年数の組み合わせで定められ、大学指定学科卒業者は実務経験3年以上、それ以外は10年以上の実務経験が必要である。本資格は土工事・基礎工事・舗装工事・造成工事・解体工事など建設機械を多用する工事において、特定建設業の許可における専任技術者、元請工事における監理技術者・主任技術者として配置する要件を満たし、公共工事入札における経審の技術者点数加算対象でもある。試験範囲は建設機械の構造・性能・操作・整備・安全管理に加え、土質工学、岩石学、施工計画、工程管理、品質管理、原価管理、建設業法、労働安全衛生法、騒音規制法、振動規制法など、建設機械を取り巻く法規制全般に及ぶ。マンション・ビルの大規模修繕工事では、解体機械・コンクリートカッター・ブレーカー・小型クレーン・高所作業車・トラッククレーン・搬送機械などが多用されるため、本資格者の存在は安全施工と品質確保の柱となる。明誠のロープアクセス工法では建設機械の使用を最小化できるが、足場仮設工事やハイブリッド工法ではトラッククレーン・高所作業車・コンクリートポンプ車などが必要となるため、フランチャイズ加盟の建設機械専門会社と連携し、本資格者を現場に配置する体制を整えている。JCSAでも建設機械分野の人材育成プログラムを提供し、加盟会社の機械化施工力強化を支援している。

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