用語集

一級電気通信工事施工管理技士

読み方
いっきゅうでんきつうしんこうじせこうかんりぎし

一級電気通信工事施工管理技士(いっきゅうでんきつうしんこうじせこうかんりぎし)とは、「1級電気通信工事施工管理技士」と同一の国家資格を漢数字表記したものであり、2019年に建設業法第27条に基づき新設された電気通信工事業の最上位技術者資格を指す。資格内容・受検要件・権限は完全に同一で、新設から日が浅いため有資格者数が他の施工管理技士に比べて少なく、業界では極めて希少価値の高い人材として認識されている。新設の背景には、Society 5.0実現・地方創生・デジタル田園都市国家構想の推進に向け、5G通信網・光ファイバー網・データセンター・スマートシティ通信インフラの整備需要が爆発的に増加しており、これら工事を統括する専任技術者の確保が急務となっている事情がある。試験は学科(一次検定)と実地(二次検定)で構成され、二次検定では実際の電気通信工事の施工経験記述が課される。受検資格は学歴と実務経験年数の組み合わせで、大学電気・通信系学科卒業者は実務経験3年以上、それ以外は最大15年の実務経験が求められる。建設業の許可区分も2016年に電気通信工事業が独立した区分として明確化され、それまで電気工事業の中で扱われていた通信工事が独立分野として確立した。これに伴い、電気通信工事の専門技術者育成と資格制度整備が進められた経緯がある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事では、築古物件のテレビ共聴設備(VHF/UHF/BS/CS)の4K8K対応化、ケーブルテレビ・光インターネット直収化、Wi-Fi 6/7共用設備新設、IoTセンサーネットワーク敷設、宅配ボックスの通信化、防犯カメラのクラウド化、エレベーター遠隔監視通信、太陽光発電・蓄電池の遠隔監視通信など、電気通信工事の需要が高度化・複合化している。明誠グループでは、本資格者を擁する電気通信工事専門会社をフランチャイズ加盟体制に組み込み、スマートマンション・スマートビルのリニューアル提案力を強化している。

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