用語集

一般地域用カタログ

読み方
いっぱんちいきようかたろぐ

一般地域用カタログ(いっぱんちいきようかたろぐ、英:Standard Region Catalog)とは、住宅設備機器・建材メーカーが自社製品を販売する際に、寒冷地・特殊地域用ではなく一般的な気候・地域条件で使用される製品を集約したカタログを指す。日本の住宅・建築物は北海道から沖縄まで気候条件が大きく異なり、寒冷地(北海道・東北・北陸・山陰・甲信越の一部)では結露対策・凍結対策・断熱性能・暖房効率などが特別仕様として要求される。これに対し、温帯気候の関東・東海・関西・中国・四国・九州(一般地域)では、標準仕様の製品が経済性・設置性・メンテナンス性のバランスにおいて最適化されている。住宅設備メーカー(TOTO・LIXIL・Panasonic・タカラスタンダードなど)、給湯器メーカー(リンナイ・ノーリツ・パロマなど)、サッシメーカー(YKK AP・LIXIL・三協立山など)は、一般地域用と寒冷地用の製品カタログを分けて作成・配布しており、設計者・施工会社・購入者が地域条件に適した製品を選定できる体制を整えている。一般地域用と寒冷地用の主な仕様差は、給湯器の凍結防止ヒーター搭載有無、サッシのアルゴンガス封入断熱ガラス採用有無、サッシ枠の樹脂部材採用範囲、給排水管の保温性能、玄関ドアの断熱等級、屋根・外壁・床の断熱仕様などである。一般地域用カタログ製品は仕様がシンプルで在庫流通が豊富、価格も抑えられるため、温暖地域での新築・改修工事において広く採用される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事では、立地地域に応じた製品カタログから適切な仕様を選定する必要があり、特に給湯器更新・サッシ更新・外装パネル更新・浴室更新などでは地域別仕様の確認が不可欠である。明誠フランチャイズの各専門会社では、立地地域・建物特性に応じた製品選定提案を行い、コストパフォーマンスと耐久性を両立するリニューアル工事を提供している。

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