用語集

亜熱帯ハードウッド

読み方
あねったいはーどうっど

亜熱帯ハードウッド(Subtropical Hardwood)とは、亜熱帯地域(北回帰線・南回帰線付近)の温暖湿潤気候帯で育つ広葉樹由来の硬質木材の総称で、密度が高く耐久性・耐候性に優れる特徴から、屋外デッキ・桟橋・遊歩道・公園ベンチ・船舶・高級家具・楽器材などに用いられる銘木材料群である。代表的な亜熱帯ハードウッドには、ウリン(インドネシア・マレーシア・フィリピン産、別名アイアンウッド、比重1.0〜1.1、耐久性最高クラス)、イペ(南米産、ブラジリアンウォールナットとも呼ばれ、比重0.9〜1.1、極めて高い耐久性)、セランガンバツー(東南アジア産、比重0.8〜0.95、コストパフォーマンスに優れる)、ジャラ(オーストラリア西部産、比重0.8、独特の赤褐色)、マサランドゥーバ(南米産、比重0.9、別名ブラジリアンチーク)などがある。これらの木材は心材中の天然防腐成分・タンニン・油分により、防腐剤未処理でも20〜50年以上の屋外使用に耐えるため、無垢デッキ材として高い人気を集めている。一方、(1)資源減少と森林破壊への懸念、(2)FSC・PEFCなど森林認証の重要性、(3)日本国内での流通価格高騰、(4)国産材(クリ・サクラ・タモ・ヒノキ)への代替検討、などの課題があり、近年は人工木材(WPC:木材プラスチック複合材)への置換も進んでいる。マンション大規模修繕工事のバルコニー・ルーフテラス・共用デッキの改修工事では、亜熱帯ハードウッドの選定や、人工木材・国産材への置換提案が重要なテーマとなり、明誠はフランチャイズ加盟の木工・外構工事会社と連携した最適提案を行う。

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