用語集

亜鉛めっき鋼板

読み方
あえんめっきこうはん

亜鉛めっき鋼板(あえんめっきこうはん、Galvanized Steel Sheet)とは、亜鉛メッキ鋼板と同義で、鋼板の表面に亜鉛めっき処理を施した防錆建築用鋼板の総称であり、建築・建設・自動車・電機・産業機械など極めて広範な用途で使用される基本的な鋼板材料である。JIS規格表記では「亜鉛めっき鋼板」(ひらがな)が標準で、JIS G 3302(溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯)に規定される代表的な品種である。製造方式は、(1)連続溶融亜鉛めっきライン(CGL、Continuous Galvanizing Line):高速で連続的にめっき処理する近代的方式で、SGCC(コマーシャル品)、SGCH(ハードな品)、SGCD(深絞り品)、SGC340・SGC400・SGC440・SGC490・SGC570(高張力品)などの製品グレード分類で供給される、(2)バッチ式溶融亜鉛めっき:1個ずつ製品を処理する方式で、大型構造物・特殊形状物に適用される、などがある。めっき付着量は、Z08(80g/㎡両面、めっき厚約5.6μm)、Z10(100g/㎡)、Z12(120g/㎡)、Z18(180g/㎡、めっき厚約12.6μm)、Z22(220g/㎡)、Z27(275g/㎡、めっき厚約19.3μm)など、用途・耐久性要求に応じた多様なグレードがある。建築用屋根材・外壁材として一般的に使用されるグレードは、Z08〜Z27の範囲で、住宅用屋根材ではZ12〜Z18、工業用・腐食性環境ではZ22〜Z27が選定される。ガルバリウム鋼板(GL鋼板、SGLCC、JIS G 3321)は亜鉛めっき鋼板の発展形で、めっき層にアルミニウム55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%の合金を使用し、亜鉛めっき鋼板の3〜6倍の耐食性を発揮する高性能鋼板として、現代の金属屋根材・金属外壁材の主流となっている。マンション・ビルの大規模修繕工事における外壁カバー工法・屋根カバー工法では、ガルバリウム鋼板系製品の採用が標準化しつつあり、明誠フランチャイズの外装専門会社は最新の鋼板技術動向を踏まえた最適な仕様選定・施工提案を行う体制を整えている。

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