用語集

亜麻仁油リノリウム

読み方
あまにあぶらりのりうむ

亜麻仁油リノリウム(あまにゆりのりうむ、Linoleum)とは、亜麻仁油(リンシードオイル、亜麻種子から搾油した植物油)を主原料に、松脂・コルク粉・木粉・石灰石粉・天然顔料などを練り合わせてジュートまたはポリエステル基布に圧着・酸化重合させた天然素材の床材を指し、19世紀後半に英国で発明された伝統的なエコ建材である。「Linoleum」の名称はラテン語のlinum(亜麻)とoleum(油)の合成語で、1864年にイギリスのフレデリック・ウォルトンが発明・特許取得した。製造は、(1)亜麻仁油の長期酸化重合(リノキシン化)、(2)松脂・コルク粉・木粉などの混練、(3)ジュート基布への圧着、(4)乾燥室での熟成(数週間〜数ヶ月)、の工程を経る。特徴は、(A)100%天然素材で生分解性・環境配慮型、(B)抗菌作用(リノレン酸の働き)でホスピタル・幼児施設・食品工場で好まれる、(C)耐久性に優れ20〜40年の使用に耐える、(D)静電気を帯びにくく埃が付きにくい、(E)色柄バリエーション豊富(マーモリウム・マルモレウムなど)、(F)燃えにくく自己消火性、(G)気温変化への寸法安定性、などである。代表的なメーカーはオランダのForbo(フォルボ、Marmoleumブランド)、英国のTarkett、日本ではタジマ・ロンシール・東リなどが取り扱う。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における共用部・住戸内床材の更新で、エコ志向のオーナー・管理組合からの選定が増加しており、明誠はフランチャイズ加盟の床仕上げ専門業者と連携した高品質施工を提供できる。

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