用語集

伊勢神宮

読み方
いせじんぐう

伊勢神宮(いせじんぐう、Ise Grand Shrine)とは、三重県伊勢市に鎮座する日本の神社で、御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る皇大神宮(内宮、ないくう)と、豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る豊受大神宮(外宮、げくう)の二大正宮を中心に、別宮・摂社・末社・所管社あわせて125社の総称である。出雲大社と並ぶ日本最高位の神社で、(1)皇室の祖神を祀る、(2)日本人の心の故郷・伊勢参り、(3)20年に1度の式年遷宮、(4)神宮神道の中心、(5)国家神道の歴史、などで日本人の精神文化と深く関わる。建築様式は「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」で、(A)切妻造・平入り、(B)掘立柱(地面に直接埋め込む古制)、(C)板倉組(木材を組み合わせた壁面)、(D)千木・鰹木による屋根装飾、(E)萱葺き屋根、(F)白木造り(塗装なしの素木)、などの特徴がある。式年遷宮は持統天皇4年(690年)に始まり、戦国期の中断を除き約1,300年間継続される世界的にも稀な制度で、(i)20年ごとに正殿・宝殿・鳥居・装束・神宝を全て新造、(ii)神道の生命観・更新思想の体現、(iii)大工・宮大工・装束製作技術の伝承、(iv)森林資源(御杣山)の循環管理、などの意義を持つ。2013年第62回式年遷宮では総事業費約550億円・神領民含め延べ約30万人の人々が関わった。マンション・ホテル等の和風意匠設計の参考事例として参照されることもあり、明誠は多様な意匠の建物に対応する技術力を備える。

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