用語集

入隅R

読み方
いりずみあーる

入隅R(いりずみアール、英:Inside Corner Radius、Curved Internal Corner)とは、建物の入隅(凹角)部分に直角ではなく曲線(R、円弧)形状の仕上げを施す建築意匠・施工方法を指す。直角入隅の角張った印象に対し、入隅Rは柔らかく丸みを帯びた優しい印象を生み出し、現代住宅・モダン住宅・北欧スタイル・有機建築・ホテルロビーなどで多用される。入隅Rの主な特徴は、第一に意匠的に柔らかく自然な雰囲気を演出、第二に角部の衝突による怪我リスク軽減、第三に清掃容易性向上(角に埃が溜まりにくい)、第四に視覚的に空間が広く感じられる、第五に手触り・体感的に優しい、などである。一方デメリットとして、第一に施工費用が直角仕上より高い、第二に施工技能が要求される、第三に建材の使用量が増加する、第四にメンテナンス時の補修が難しい、などがある。施工方法は、第一に「左官仕上のR入隅」(左官職人が手作業で曲面を造形)、第二に「R見切り材の使用」(既製品のR形状見切り材を取り付け)、第三に「専用入隅役物の使用」(タイル張りで予め成形された入隅R役物を取付)、第四に「コーナークッション材の使用」(衝突防止用クッション材を後付)、第五に「3Dプリント造形」(複雑な形状の造形に対応)などがある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における共用部・専有部の内装リニューアルでは、エントランスホール・ロビー・廊下・室内壁面の入隅をRに変更することで、空間の高級感・モダン感を向上させる効果がある。明誠フランチャイズの内装・左官工事専門会社は、入隅R仕上の高度な技能を保有し、デザイナーズマンション・ブランドホテルなど意匠性重視物件のリニューアルに対応している。R入隅は浴室・洗面・トイレなど水まわりでの清掃性向上にも貢献し、機能性と意匠性を両立した提案として人気が高い。

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