用語集

内倒し窓

読み方
うちたおしまど

内倒し窓(うちたおしまど、Inward Tilt Window、Hopper Window)とは、上端が固定されて下端が室内側に倒れる開閉方式の窓を指し、換気を確保しつつ雨の侵入を防げる現代の窓形式の代表的な選択肢概念である。トイレ・浴室・キッチン・洗面所等の小窓、住宅の換気窓、商業施設の高所換気窓などで広く活用される。本窓形式の特徴は、第一に「雨水の侵入を防ぐ」(窓が室内側に倒れるため、雨が直接室内に入りにくい)、第二に「省スペース」(外側に飛び出さないため周辺障害物に影響しない)、第三に「セキュリティ性」(換気時の人の侵入が困難)、第4に「換気量の調整可能」(倒し角度で調整)、第五に「網戸との両立」(網戸を外側に設置できる)などである。一方、デメリットとして、第一に「掃除がやりにくい」(外側面の清掃が困難)、第二に「窓の開口面積が限定的」、第三に「製品サイズに制約」(あまり大きな窓には不向き)などがある。主な用途は、第一に「トイレ・浴室・洗面所の換気窓」(湿気の排出、雨天時の換気)、第二に「キッチンの換気窓」(料理時の換気)、第三に「住宅の地下室・半地下室の窓」、第4に「商業施設・倉庫の高所換気窓」、第5に「学校・公共施設のトップライト併用換気」など。サイズは、住宅用が幅400〜600mm×高さ300〜500mm程度の小窓が標準的で、大型は1m以上にも対応可能。素材は、第一に「アルミサッシ」(最も標準的、コストパフォーマンス良好)、第二に「樹脂サッシ」(断熱性能高い、結露しにくい)、第三に「複合サッシ(アルミ+樹脂)」(断熱性とデザイン性の両立)、第四に「木製サッシ」(住宅・別荘の意匠重視)などが選択される。代表的なサッシメーカーには、YKK AP、LIXIL(旧トステム・新日軽)、三協立山アルミ、不二サッシ、SHOWA WINDOW、AGCグラスプロダクツ、リーチ、リーチ&KMEW、リクシル住設、リトロアルミ等。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるサッシ更新工事では、既存の内倒し窓を、断熱性能・気密性能・防犯性能の向上を目的とした最新仕様への更新が標準的に行われる。明誠フランチャイズの建具・サッシ工事専門会社では、サッシ更新工事の総合対応が可能で、収益不動産オーナーへの省エネ・快適性向上提案を行っている。JCSAでも住宅建材・サッシ関連のセミナーを定期開催している。

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