用語集

囲炉裏

読み方
いろり

囲炉裏(いろり、英:Sunken Hearth、Japanese Traditional Fireplace)とは、日本の伝統的住宅建築において、床の一部を四角く切り取り、その中に灰を敷いて炭・薪を燃やし、暖房・料理・照明・家族団欒の場として活用する伝統的炉を指す建築用語である。古代縄文時代の竪穴住居の中央に設けられた炉床から発展し、平安時代以降、農家・武家屋敷・町家・茶室など、日本各地の伝統住宅に欠かせない設備として継承された。囲炉裏の構成要素は、第一に「炉縁(ろぶち)」(炉の周囲を囲む木枠、欅・桜・檜などの硬材)、第二に「五徳(ごとく)」(鍋・釜・薬缶を載せる金属製または陶製の台)、第三に「自在鉤(じざいかぎ)」(天井から吊るす鍋を上下できる鉄製の鉤)、第四に「火棚(ひだな)」(天井に設ける乾燥棚、煙除け)、第五に「灰(はい)」(炉床に敷く木灰)、第六に「炭・薪」(燃料)、第七に「火吹竹(ひふきだけ)」(火力調整用の竹筒)などである。現代住宅における囲炉裏の役割は、第一に「インテリア要素」(伝統的雰囲気・和風空間の演出)、第二に「家族団欒・コミュニケーションの場」、第三に「料理体験・スローライフの実現」、第四に「観光資源」(古民家ホテル・温泉旅館の付加価値)、第五に「文化継承」(日本伝統文化の体験・学習)、などである。現代の住宅では、囲炉裏の煙突・換気・防火・衛生・安全対策が建築基準法・消防法に基づき厳格に求められ、設計・施工には専門的な知識が必要となる。マンション・ビル・ホテルへの囲炉裏導入事例は、第一に「古民家ホテル・温泉旅館の共用ラウンジ」、第二に「飲食店・カフェ・居酒屋の演出設備」、第三に「住宅展示場・モデルハウスの和風空間」などで、地域観光資源としての価値創出に貢献する。明誠フランチャイズの大工・左官・板金工事専門会社は、伝統建築の知見を活かし、囲炉裏設置・補修・換気設備設計などにも対応している。

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