用語集

圧力タンク

読み方
あつりょくたんく

圧力タンク(あつりょくタンク)とは、内部に空気層と水を封入し、ポンプの起動・停止頻度を抑えながら配管系統に一定の水圧を保持するための密閉容器で、給水・給湯設備や井戸ポンプ設備に広く用いられる機器である。タンク内のゴム製ダイヤフラム(隔膜)やブラダー(袋)で水と空気を仕切る隔膜式が主流で、ポンプが送り込んだ水によって空気が圧縮され、その空気圧が蓄圧された状態となる。蛇口を開くと蓄圧された空気の力で水が押し出され、わずかな使用ではポンプを起動させずに給水できるため、ポンプの頻繁な発停(短サイクル運転)を防ぎ、モーターの寿命延長と省エネ、ウォーターハンマー(水撃)の緩和に寄与する。マンションやビルの受水槽・加圧給水ポンプユニットにも圧力タンクが組み込まれ、給水圧の安定と機器保護の役割を担う。容量・最高使用圧力・封入空気圧(プレチャージ圧)は設計給水量と系統圧力に応じて選定され、経年でダイヤフラムの劣化や封入空気圧の低下が生じると、ポンプの短サイクル運転や圧力変動、異音などの不具合が現れるため、定期的な点検・空気圧調整・部品交換が必要となる。屋上や機械室に設置される加圧給水設備は、防水層・基礎・配管貫通部と密接に関わるため、大規模修繕の機会に設備更新と防水改修を一体で計画すると効率的である。明誠は外壁・屋上防水を主力とする大規模修繕会社であり、加盟するフランチャイズの電気・設備系専門業者と連携することで、屋上設置機器廻りの防水納まりから加圧給水ユニットの更新まで横断的に対応できる。屋上機器の更新時には、防振架台・配管貫通部の止水・ドレン処理を確実に行うことが漏水防止の要となり、防水と設備の両面を理解した施工体制が建物の長期的な維持管理に資する。

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