用語集
安全帯
安全帯(あんぜんたい、Safety Harness / Fall Arrest Harness)とは、高所作業時に作業者の墜落・落下による災害を防止するために装着する個人保護具(PPE:Personal Protective Equipment)で、現在は「墜落制止用器具」と法令上の名称が変更された安全装備である。労働安全衛生法・労働安全衛生規則の2019年改正により、(1)従来の「安全帯」の名称が「墜落制止用器具」に変更、(2)高さ6.75m以上(建設業は5m以上)でフルハーネス型墜落制止用器具が原則必須化、(3)安全帯の構造・性能基準が強化、(4)特別教育(フルハーネス型墜落制止用器具に係る業務特別教育)の受講義務化、などの規制強化が行われた。墜落制止用器具の主要分類は、(A)フルハーネス型(全身吊上げ型、現代の主流)、(B)胴ベルト型(腰部のみ固定、限定的使用)、(C)ワークポジショニング用(柱状作業向け)、(D)ロープアクセス用(産業用ロープアクセス専用)、などがある。代表的なメーカーはペツル(PETZL、仏)、3M社(米、旧キャピタルセーフティ)、サンコー、藤井電工、谷沢製作所、中央労働災害防止協会・スリーエム・ジャパンなどである。フルハーネス型の代表モデルとしてはPETZL「AVAO BOD」シリーズ、3M「DBI-SALA EXOFIT」シリーズなどが世界標準として広く採用される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における高所作業(足場・ロープアクセス・梯子作業)では、フルハーネス型墜落制止用器具の確実な装着・使用・年次点検が施工安全の中核となる。明誠はロープアクセスフランチャイズ本部として、加盟店向けに高品質な安全帯の選定・点検・教育を行い、業界の安全水準向上に貢献している。

