用語集
当り欠け
読み方
あたりかけ
当り欠け(あたりかけ、Atari-kake)とは、建築・タイル・石材・木材・金属などの素材の取扱い・施工時に、部材同士の衝突・摩擦・打撃などにより部材の角・端部・表面が欠損する不具合現象を指す建築・建材業界の専門用語である。当り欠けは、(1)運搬時の梱包破損・荷崩れによる衝撃、(2)施工現場での仮置き・積み重ね時の重み・摩擦、(3)施工時の工具・工具の不適切な使用、(4)他職種の作業との干渉、(5)足場・養生材の不適切な配置、(6)地震・台風・落下物による偶発的な衝撃、(7)経年劣化による素材の脆化、などの原因で発生する。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事において、外装タイル・石材・コンクリート・木製建具・金属手摺・サイディング・サッシなどに当り欠けが発生すると、(A)美観の損ね、(B)防水性・気密性の低下、(C)構造耐力の低下、(D)漏水・剥落・落下事故のリスク、(E)建物全体の資産価値低下、などの深刻な影響をもたらす。当り欠けの予防対策は、(i)丁寧な運搬・梱包・荷扱い、(ii)養生材・養生シート・保護パネルの徹底配置、(iii)施工計画段階での動線・作業順序の最適化、(iv)職人への安全教育・取扱い教育、(v)他職種との工程調整・コミュニケーション強化、(vi)日々の現場パトロール・点検、などである。明誠ではフランチャイズ加盟の塗装・防水・タイル・電気・看板工事会社全社で、当り欠け予防のための品質管理体制・養生基準・点検記録を共有し、業界トップクラスの施工品質を維持している。

