用語集
打換工事
打換工事(うちかえこうじ、Repaving Construction)とは、既存の舗装を削り取り、新規アスファルトに置き換える舗装更新工事を指し、道路・駐車場・敷地内通路の維持管理における根本的な舗装更新工法として、現代の舗装業界で標準的に採用される工事概念である。前項「打ち換え」とほぼ同義で、特に「工事」としての観点から、計画・設計・施工・検査の一連のプロセスを包含する用語である。本工事の主要工程は、第一に「事前調査」(路面の劣化状態、わだち、ひび割れの分布、路盤状態の調査)、第二に「設計・施工計画」(撤去厚、新規舗装構成、交通規制計画、工程計画)、第三に「交通規制・標識設置」(工事区域の明示、迂回案内)、第四に「既設舗装撤去」(路面切削機による撤去、廃材運搬)、第五に「路盤点検・補修」(路盤の状態確認、必要に応じた補修)、第六に「下地処理」(清掃、プライムコート塗布)、第七に「アスファルト混合物の敷設」(フィニッシャーによる敷設、転圧、温度管理)、第八に「区画線・標識復元」(白線・黄線・道路標識)、第九に「品質検査」(路面平坦性、密度、温度等の確認)、第十に「交通開放」の流れで進められる。アスファルト混合物の種類として、第一に「密粒度アスファルト混合物(密粒)」(最も標準的、一般道路)、第二に「粗粒度アスファルト混合物」(重交通道路)、第三に「排水性舗装」(透水性を持つ高性能舗装)、第四に「半たわみ性舗装(セミフレキシブル舗装)」(高荷重対応)、第五に「カラーアスファルト舗装」(意匠舗装、自転車道、歩道)、第六に「ポーラスアスファルト舗装」(騒音低減、雨水浸透)など、用途に応じて選定される。施工技術として、第一に「適切な温度管理」(敷設温度150〜170℃、転圧温度110〜130℃)、第二に「適切な転圧」(タンデムローラー、タイヤローラーの組み合わせ)、第三に「平坦性確保」(フィニッシャーの精密制御)、第四に「ジョイント処理」(既設舗装との境界部の処理)などが重要となる。代表的な施工会社には、NIPPO、前田道路、東亜道路工業、世紀東急工業、大林道路、大成ロテック、鹿島道路、福田道路、植村、田中道路、佐藤渡辺、TR第一建設工業など。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における敷地内通路・駐車場の舗装更新工事として、打換工事は標準的に採用される。明誠フランチャイズの外構・舗装工事専門会社では、打換工事の総合対応が可能で、収益不動産オーナーへの提案を行っている。

