用語集
東屋
読み方
あずまや
東屋(あずまや、Azumaya・Gazebo)とは、屋外の庭園・公園・寺社境内・別荘地・温泉地・観光地などに設置される、四方が開放された休憩用・観賞用・象徴的・装飾的な小屋・パビリオン・東屋造の総称で、日本の伝統的な造園・建築様式における重要な構成要素である。「東屋」の語源は、平安時代の貴族邸宅で東側に設けられた渡り廊下・離れの建物に由来するとされ、その後に庭園の休憩所として独自の発展を遂げた。代表的な形式は、(1)寄棟造東屋(4面の屋根、最も伝統的)、(2)方形造東屋(正方形平面の単純な意匠)、(3)入母屋造東屋(格式の高い屋根形式)、(4)唐破風東屋(曲線状屋根、寺社・観光地向け)、(5)茅葺き東屋(伝統的・素朴)、(6)瓦葺き東屋(耐久性・格式)、(7)銅板葺き東屋(高級感・経年美)、(8)現代モダン東屋(鉄骨・ガラス・木の複合)、などがある。代表的な使用シーンは、(A)日本庭園の池のほとり・築山の上に配置される観賞拠点、(B)寺社境内の参拝者休憩所、(C)公園・遊歩道の休憩スポット、(D)別荘・リゾートホテルの庭の象徴、(E)レストラン・カフェの屋外席・テラス席、(F)結婚式場・教会の屋外チャペル、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事や外構リニューアル工事においても、共用庭園・中庭・屋上庭園・エントランス周りの東屋の修復・新規設置工事が必要となるケースがあり、明誠ではフランチャイズ加盟の造園・大工・瓦工事・塗装専門会社と連携し、伝統意匠から現代モダンまで多様なスタイルに対応した東屋の施工・修復を提供している。

