用語集
板目
読み方
いため
板目(いため、Flat Grain)とは、木材の木取り(製材方向)の一種で、樹幹の中心から外側に向かう板取りで、年輪が板面に対して平行に近い角度で現れる木材表面のパターンを指す用語である。木取りの主要分類は、(1)板目(年輪が板面に平行〜浅い角度、山形・うずまき状の木目模様)、(2)柾目(まさめ、年輪が板面に垂直、直線状の木目模様)、(3)追柾目(おいまさめ、両者の中間)、(4)杢目(もくめ、特殊な装飾的木目模様)、の4種類がある。板目の特徴は、(A)山形・たけのこ状・うずまき状の動きのある意匠(木目の表情豊か)、(B)柾目より歩留まりが良く安価、(C)幅広い板取りが可能、(D)反り・狂いが出やすい、(E)木材繊維方向の収縮率が大きい、などである。柾目との比較では、(i)板目は意匠的に変化に富み、ナチュラル感・力強さを表現、(ii)柾目は端正・上品な意匠で、高級和室・書院造に好適、(iii)板目は安価で量産住宅・店舗・外装向け、(iv)柾目は高級建材で限定的用途、などの使い分けが標準的である。マンション・ホテル・旅館の大規模修繕や内装リニューアル工事における木材使用部位(フローリング・羽目板・建具・造作家具)の意匠選定では、板目・柾目の特性を理解した上で、用途・予算・意匠志向に応じた適切な選定が品質確保の基本となる。明誠はフランチャイズ加盟の内装・建具専門業者と連携し、多様な意匠ニーズに応える総合提案を実現する。

