用語集
液状化対策
読み方
えきじょうかたいさく
液状化対策(えきじょうかたいさく)とは、地震時の地盤液状化を防止・低減するための工学的対策の総称で、現代の建築物・土木構造物・インフラ施設における重要な地震対策技術である。液状化対策の主な工法は、第一に「締固め工法(サンドコンパクションパイル工法・バイブロフローテーション工法、砂質地盤を機械的に締め固めて密度を高める)」、第二に「地盤改良工法(深層混合処理工法・薬液注入工法、セメント・石灰・薬液で地盤を固化)」、第三に「排水工法(グラベルドレーン工法、地下水・間隙水を排水して間隙水圧上昇を防止)」、第四に「置換工法(液状化層を非液状化材料に置換)」、第五に「固結工法(地下水位低下工法・地盤凍結工法)」、第六に「構造物側の対策(杭基礎・地中梁・地盤改良併用)」などが主流である。新築時の対策と既存建物の対策で技術選定が異なり、既存建物では大規模な工事が難しいため、構造物側の補強・地盤改良の最小化工法が選択される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との関連では、液状化リスクの高いエリアの既存物件の補強工事・診断業務などが発生する場面がある。明誠ではフランチャイズ加盟会社と連携した補強工事にも対応可能。JCSAでも防災・地盤関連セミナーを開催し、加盟会社の地盤・耐震知識向上を支援している。

