用語集

犬走り

読み方
いぬばしり

犬走り(いぬばしり、英:Eaves Drip Strip、Perimeter Strip)とは、建物の外壁外周部に沿って地面に設けられる細長い舗装帯を指す建築用語で、犬が走るのにちょうど良い幅(30〜60cm程度)であることからこの名が付いたとされる。和風建築・伝統建築では「えんがわした(縁側下)」「すそまわり(裾廻り)」とも呼ばれ、現代建築では「ぺりめーたーすとりっぷ」「アプローチ床」とも呼ばれる。犬走りの主な機能は、第一に「雨水の跳ね返り防止」(雨水が地面に当たり、外壁の腰部分に泥水が跳ね返って汚れることを防止)、第二に「シロアリ侵入防止」(土壌から建物への蟻道形成を遮断)、第三に「外壁基礎部の保護」(基礎コンクリートの劣化・雑草の侵入を防止)、第四に「敷地内動線の確保」(建物周囲の点検・清掃・植栽管理通路)、第五に「意匠性・統一感の向上」(建物外周部のデザイン要素)などである。一般的な仕様は、コンクリート土間打ち(厚さ80〜120mm)、モルタル仕上げ、化粧砂利敷き、レンガ敷き、土間石張り、平板敷き、芝生帯(緑の犬走り)など多様な選択肢があり、建物の意匠・予算・メンテナンス性により選定される。マンション・ビル・ホテルでは、犬走りに加えて雨水排水溝・植栽帯・ベンチ・サイン板などを組み合わせた総合的なエクステリア計画が一般的である。大規模修繕工事の機会に犬走りのリニューアル(既設コンクリートのひび割れ補修、化粧張替、植栽帯リフォーム、排水溝清掃・補修)が行われるケースが多く、建物外観の印象向上と機能改善に貢献する。明誠フランチャイズの外構・土木工事専門会社が、犬走り改修工事を含むエクステリアリニューアルをワンストップで提供している。

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