用語集

生垣

読み方
いけがき

生垣(いけがき、Hedge)とは、樹木を密に植え揃えて列状に仕立てた生きた塀・垣根のことで、日本の住宅・寺社・公共施設の境界部や、マンション・ホテル・商業施設の外構意匠として広く用いられる伝統的かつ現代的な造園要素である。生垣の機能は多面的で、(1)敷地境界の明示と目隠し、(2)防風・防火・防音などの環境調整、(3)季節感ある景観の演出(花・紅葉・新緑)、(4)小鳥・昆虫の生息環境提供(生物多様性)、(5)CO2吸収による環境貢献、(6)コンクリート塀に比べた地震時倒壊リスクの低減、などである。代表的な樹種は、(A)常緑広葉樹(ツバキ・サザンカ・キンモクセイ・サンゴジュ・カナメモチ・マサキ)、(B)針葉樹(イヌマキ・カイヅカイブキ・コニファー類)、(C)落葉樹(ドウダンツツジ・レンギョウ・ユキヤナギ)、(D)果実木(ヒイラギ・ピラカンサ)、(E)特殊(竹垣との組合せ)、などである。維持管理面では、年1〜2回の剪定(春・秋)、施肥、病害虫防除(カイガラムシ・ハダニ・ウドンコ病など)が必要で、放置すると樹形が乱れて防犯機能や景観価値が低下する。マンション・ホテルの大規模修繕工事に伴う外構リニューアルでは、既設生垣の樹勢診断、補植、植替え、樹種変更などの提案機会も多い。明誠はフランチャイズ加盟の造園・外構専門業者と連携することで、建物本体の修繕と外構整備を一体的に提案でき、建物の総合的な資産価値・意匠価値の維持向上に貢献している。

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