用語集

異形鉄筋

読み方
いけいてっきん

異形鉄筋(いけいてっきん、Deformed Bar、略称:D鉄筋)とは、表面に節(リブ)と呼ばれる凹凸を持つ鉄筋コンクリート用の鋼材で、平滑な丸鋼(SR材)と区別される。表面の節がコンクリートとの付着力(mechanical bond)を機械的に発揮するため、同径の丸鋼に比べて引抜き抵抗が大幅に高く、現代の鉄筋コンクリート構造物ではほぼ全面的に異形鉄筋が採用される。日本工業規格JIS G 3112「鉄筋コンクリート用棒鋼」では、(1)SD295A/SD295B(降伏点295N/mm²級、現在は廃止傾向)、(2)SD345(降伏点345N/mm²級、最も一般的)、(3)SD390(降伏点390N/mm²級、高層建築・高強度RC)、(4)SD490(降伏点490N/mm²級、超高層・特殊構造)、などの規格が定められ、径はD10〜D51まで標準化されている。識別は径ごとに色分けされたマーキング(D10:白、D13:黄など、メーカーにより異なる)と圧延ロール痕で行う。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における鉄筋露出補修・爆裂補修では、既設異形鉄筋の腐食状態を点検・測定し、(A)防錆処理(防錆材塗布)、(B)腐食断面減少部の補修(補強筋追加)、(C)かぶり厚さ回復(断面修復モルタル)、(D)電気防食工法(必要に応じて)、などの工程で構造体の耐久性を回復させる。明誠は3工法(足場・ロープアクセス・ハイブリッド)の中から物件特性に最適な工法を選定し、コンクリート躯体補修と外装仕上を一貫提案できる総合修繕業者として強みを持つ。

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