用語集

石垣世界遺産

読み方
いしがきせかいいさん

石垣世界遺産(いしがきせかいいさん)とは、ユネスコ世界文化遺産に登録された石垣を有する歴史的建造物群、および石垣文化そのものを指す広義の概念である。日本国内では、(1)姫路城(1993年登録、白漆喰の天守と総延長約1km・最大高さ約26mの大規模な切込み接ぎ石垣)、(2)琉球王国のグスク及び関連遺産群(2000年登録、首里城・中城城・座喜味城など独特の曲線石垣)、(3)紀伊山地の霊場と参詣道(2004年登録、熊野古道沿いの石垣群)、(4)石見銀山遺跡とその文化的景観(2007年登録、鉱山町の石垣群)、(5)富士山(2013年登録、信仰拠点の石垣)、(6)「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(2017年登録)、(7)「明治日本の産業革命遺産」(2015年登録、軍艦島等の石垣構造)、などが該当する。石垣を含むユネスコ世界遺産は世界的にも多く、中国の万里の長城、ペルーのマチュピチュ、ペトラ遺跡、ジンバブエ遺跡などが代表例である。日本の石垣文化は、(A)穴太衆(あのうしゅう)に代表される石工技術、(B)扇の勾配などの独自設計理論、(C)地震多発国としての耐震技術、(D)景観美と機能美の融合、などで世界的にも独自性が高い。マンション・ホテルの大規模修繕や歴史地区での施工では、世界遺産級の文化財価値を持つ石垣の保全に貢献する意識が業界全体に求められる。明誠はフランチャイズ加盟の塗装・防水・タイル・石工系専門業者と連携し、歴史的建造物の修繕にも対応できる総合体制を有する。

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