用語集
石張工
読み方
いしはりこう
石張工(いしはりこう、Stone Cladding Work)とは、外壁・内壁・床・柱などの建築部位に石材を貼り付ける建築工事の総称で、石工事業の中核工種の一つである。石張工の主要工法は、(1)湿式工法(モルタル貼り付け、伝統的、躯体一体性高、地震時剥落リスクあり)、(2)乾式工法(金物アンカー+ファスナーで機械的固定、現代主流、躯体と石材を分離して地震時剥落防止)、(3)ピンニング工法(既設石材の補強用、ステンレスピンで躯体側に固定)、(4)GRC工法(石材一体パネル)、(5)擬石貼り(テラゾー・パターンストーン等)、などである。乾式工法の標準的金物システムは、(A)一次ファスナー(躯体側にアンカーで固定)、(B)二次ファスナー(一次ファスナーに石材を保持)、(C)バネ・調整機能(製品ばらつき・施工誤差を吸収)、(D)目地ジョイント(コーキング・オープン目地)、などで構成される。施工上の重要事項は、(i)下地の事前調査(躯体強度・付着面状態)、(ii)石材の選定(産地・等級・サイズ・厚さ)、(iii)地震時挙動の設計検証(層間変形角への追従)、(iv)防水・水切り計画、(v)目地シーリングの選定・打設、(vi)剥落防止対策(ピンニング・ネット工法併用)、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における石張り外壁の補修・剥落防止対策では、定期的な打診調査・赤外線調査による浮き検出と適切な補修工法選定が重要となる。明誠はフランチャイズ加盟の石工事専門業者と3工法(足場・ロープアクセス・ハイブリッド)の選択肢を組み合わせ、外壁石材の高品質低価格な補修を実現する。

