用語集

石灯籠

読み方
いしどうろう

石灯籠(いしどうろう、Stone Lantern)とは、石材を加工して構築する灯火器具で、日本では寺社の参道・庭園・大名庭園・茶庭・現代住宅の和風庭園などで広く用いられる伝統的な石造工芸品である。歴史的には飛鳥時代に仏教伝来とともに中国・朝鮮半島から伝わったとされ、奈良時代の東大寺金堂前の八角灯籠(752年、国宝)が現存最古の代表例である。室町〜安土桃山時代には茶道の発展とともに茶庭用石灯籠が発達し、千利休・古田織部などの茶人が独自の意匠を生み出した。主要分類は、(1)平等院型・春日型・八角型などの仏前型(寺社用)、(2)雪見型(背の低い庭園用、雪が積もる姿の鑑賞)、(3)岬型・蓮華寺型・道標型(茶庭用)、(4)置灯籠(移動可能な小型)、(5)岬灯籠(岬・池畔の風景演出)、(6)創作灯籠(現代意匠)、などである。基本構造は、(A)宝珠(最上部の球形)、(B)笠(屋根)、(C)火袋(火を入れる箱)、(D)中台(火袋の台座)、(E)竿(柱)、(F)基礎(最下段)、の6要素で構成される。素材は花崗岩(御影石)が主で、その他安山岩・凝灰岩なども用いられる。マンション・ホテル・旅館・料亭・神社仏閣などの和風庭園・エントランスで採用され、大規模修繕に伴う外構リニューアルでは石灯籠の補修・据替・新設提案機会もある。明誠はフランチャイズ加盟の外構・造園専門業者と連携し、建物本体修繕と並行した和風意匠演出も総合提案できる。

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