用語集

移動式破砕機

読み方
いどうしきはさいき

移動式破砕機(いどうしきはさいき、英:Mobile Crusher、Portable Crusher)とは、解体工事現場や産業廃棄物処理現場において、コンクリート塊・アスファルト塊・岩石・鉱石などを現場で破砕処理できる自走式または牽引式の建設機械を指す。固定式の破砕プラントが特定の処理場所に設置されているのに対し、移動式破砕機は現場間の移動が可能で、解体現場で発生した廃材を現場内で再生骨材(再生路盤材・再生砕石・再生砂利)に再資源化できる利点がある。これにより廃棄物の運搬コストとCO2排出量を大幅に削減でき、循環型社会形成推進基本法・建設リサイクル法・廃棄物処理法の趣旨に合致する環境配慮型の建設機械として位置付けられる。移動式破砕機は破砕方式により分類され、第一に「ジョークラッシャー」(顎状の破砕板で挟み破砕、コンクリート塊・大型岩石向け)、第二に「インパクトクラッシャー」(高速回転するロータで打撃破砕、アスファルト・コンクリート向け)、第三に「コーンクラッシャー」(円錐形の破砕室で粒度調整、二次破砕向け)、第四に「ハンマークラッシャー」(ハンマーで打撃破砕、軽軟質材料向け)に大別される。走行装置はクローラ式(履帯)が主流で、トラック搭載式・牽引式もある。代表メーカーには中山鉄工所、コマツ、コベルコ建機、サンドビック、メッツォ、エクストレックなどがある。本機械の使用には、騒音規制法・振動規制法・大気汚染防止法に基づく届出と、産業廃棄物の中間処理業許可が必要となる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事では、外壁・バルコニー・屋上保護コンクリート・アスファルト舗装・地下構造物などの一部解体撤去が伴うケースがあり、これら廃材を現場で破砕再生する場合に移動式破砕機が活躍する。明誠フランチャイズの解体・廃棄物処理専門会社が連携して、環境配慮型の解体・修繕工事を提供している。

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