用語集

芋目地

読み方
いもめじ

芋目地(いもめじ、英:Stack Bond Joint、Straight Joint)とは、レンガ・タイル・石材・コンクリートブロックなどの組積造において、各段の縦目地(垂直目地)を上下段で揃えて積み上げる目地パターンを指す建築意匠用語である。「芋を一列に並べた」ような単純な配列であることから芋目地と呼ばれる。馬目地・破風目地・斜め目地・ヘリンボーン目地などの複雑な意匠パターンと対比される、最も基本的な目地構成である。芋目地の主な特徴は、第一に意匠的に整然としており、モダン・幾何学的・直線的なデザイン表現に適する、第二に施工が極めて容易で技能を要しない、第三に目地切断が少なく材料歩留まりが良い、第四に施工コストが低い、第五に意匠的に統一感・規則性が強調される、などがある。一方デメリットとして、第一に構造的に弱い(縦方向の連続目地は応力集中点となり、ひび割れ・破断の起点になりやすい)、第二に意匠的に単調で面白味に欠ける、第三に組積造の構造的一体性が低い、などが挙げられる。組積造(レンガ造・石造)では、構造強度確保の観点から馬目地(縦目地を上下段でずらす)を採用するのが一般的だが、現代建築の内外装タイル張り・装飾的ブロック積みなどでは、芋目地が意匠的選択肢として採用されることも多い。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における共用部・専有部のタイル張り(キッチン・浴室・トイレ・洗面・床・壁・エントランス)では、芋目地パターンが採用されるケースが多く、特に大判タイル・正方形タイル・スレートタイル・モザイクタイルなどでスタイリッシュなインテリア表現を実現する。明誠フランチャイズのタイル工事専門会社は、芋目地以外にも馬目地・斜め目地・ヘリンボーン目地・市松目地・乱張り目地など多様なパターンに対応する技術を保有し、建物オーナー・設計者の意匠要望に応じた高品質施工を提供している。

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