用語集

芋継ぎ

読み方
いもつぎ

芋継ぎ(いもつぎ、英:Butt Joint、Square End Joint)とは、木材・金属材・石材・配管などの建材を接合する際に、両材の端面を単純に突き合わせるだけの最も基本的・簡素な継手・接合方法を指す建築・工事用語である。「芋」は里芋のように単純で平凡な形状を意味する建築職人の慣用表現で、装飾的な切り欠き・嵌合・追掛大栓継ぎ・蟻継ぎ・鎌継ぎ・鯱継ぎなどの複雑な伝統継手と対比される概念である。芋継ぎの主な特徴は、第一に施工が極めて容易で技能を必要としない、第二に加工コストが最も低い、第三に施工時間が短い、第四に接合部の強度は他の継手より劣る、などである。接合部の固定方法は、第一に釘・ネジ・ボルトによる機械的固定、第二に接着剤による化学的固定、第三に金物(プレート金物・羽子板金物・補強金物)による補強、第四に溶接(金属材の場合)、第五に圧着・はめ込みなどがある。木材の芋継ぎは、軸組構造体の主要構造部材には強度不足のため使用されず、化粧見切り材・廻り縁・幅木・天井見切りなど装飾的要素や、断熱材・遮音材・防水材の継手などに用いられる。一方、現代建築のプレファブリケーション化・ユニット建築化の流れの中で、芋継ぎは工場生産・現場組立の効率化に貢献する基本接合方法として再評価されている。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事においても、共用部・専有部の内装造作・建具・廻り縁・幅木・天井見切り・壁見切り・床見切りなどの補修・更新で、芋継ぎ仕上げが用いられるケースが多い。明誠フランチャイズの大工・内装工事専門会社は、芋継ぎを含む多様な継手技術を保有し、現場状況・予算・意匠性に応じて最適な接合方法を選択する。意匠的に高度な要求がある場面では、伝統的な複雑継手の技能を持つ職人が対応する体制も整えている。

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