用語集
衛星放送
衛星放送(えいせいほうそう、Satellite Broadcasting)とは、地上から打ち上げた人工衛星を経由して、テレビ・ラジオの放送信号を地表に届ける放送形式を指し、第一に「BS(Broadcast Satellite)放送」(NHK BS1・BS2・BS-Premium・BS民放各局)、第二に「CS(Communication Satellite)放送」(スカパー!プレミアム・スカパー!e2・WOWOW等)、第三に「BS4K・BS8K放送」(NHK BS4K・BS8K等の超高画質放送)などに分類される、現代の通信・放送インフラ・建築物の標準的な通信インフラ概念である。衛星放送の歴史は、第一に「1989年BS放送開始(衛星放送開拓期)」、第二に「1990年代CS放送展開(多チャンネル化)」、第三に「2000年BSデジタル放送開始(高画質化)」、第四に「2003年地上デジタル放送開始」、第五に「2018年BS4K・BS8K放送開始(超高画質)」と段階的に発展してきた。建築物・住宅における衛星放送受信設備は、第一に「パラボラアンテナ(直径45〜60cm程度のBS/110度CS共用アンテナ)」、第二に「混合器・分波器・分配器」、第三に「同軸ケーブル(5C-FB等の高品質ケーブル)」、第四に「アウトレット(壁面コンセント)」、第五に「ブースター(信号増幅器)」などから成る。マンション・ビル・ホテル等の集合住宅・大規模建築物では、共聴設備として、第一に「共聴アンテナ(屋上に1〜2基のパラボラアンテナ)」、第二に「ヘッドエンド機器(信号処理・混合・増幅)」、第三に「分配回線(建物内の各戸まで)」、第四に「各戸の壁面アウトレット」を備える集合住宅向け受信設備が標準的に設置される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における関連工事は、第一に「屋上アンテナ・架台の点検・更新」、第二に「同軸ケーブル・分配回線の更新(特に築20年以上の老朽配線)」、第三に「ブースター・分配器等の機器更新」、第四に「BS4K・BS8K対応への規格更新(古い設備は4K対応不可、機器・ケーブル更新が必要)」、第五に「光ファイバー・CATV経由への切り替え(衛星アンテナの不要化)」、第六に「マルチメディア対応設備への更新(インターネット・電話・テレビの統合)」などが挙げられる。明誠フランチャイズの電気工事・通信工事専門会社が対応し、ロープアクセス工法と組み合わせた屋上アンテナ点検・更新の効率的施工も実現している。JCSAでも電気・通信工事関連セミナーを定期開催している。

