用語集

鋳物ホーロー浴槽

読み方
いものほーろーよくそう

鋳物ホーロー浴槽(いものほーろーよくそう、英:Enamel Cast Iron Bathtub)とは、鋳物(鋳鉄)製の浴槽本体に、表面に琺瑯(ホーロー、ガラス質釉薬)を焼成定着させた高級浴槽を指す住宅設備用語である。世界の浴槽の中でも最高峰の品質・耐久性・意匠性を持つ製品として位置付けられ、ヨーロッパの伝統的バスタブ、高級ホテルのスイートルーム浴室、高級住宅・別荘のバスルームなどで多用される。代表的なメーカーには、フランスのフロロン(Floréon)、アメリカのコーラー(Kohler)・スターン(Sterling)、ドイツのカルデバイ(Kaldewei)、日本のTOTO・タカラスタンダード・東陶機器などがあり、各社とも100年以上の歴史を持つ伝統製品を展開している。鋳物ホーロー浴槽の主要特徴は、第一に耐久性が極めて高く100年以上の使用が可能、第二に重量が200〜500kgと重く、安定感・高級感が極めて高い、第三に保温性が高く湯温が下がりにくい、第四にホーロー表面が清掃容易で衛生的、第五にホーロー独特の艶やかな光沢と独特の重厚感のあるタッチ、第六に独特の打音(カン、と響く重みのある音)、第七にデザインバリエーションが豊富(クラシック・モダン・モノクローム)などである。デメリットとしては、第一に重量が大きく搬入・設置に大掛かりな工事が必要(マンション搬入時にクレーンが必要なケースあり)、第二に価格が高い(マスマーケット価格の3〜10倍)、第三に冬季に冷たい(事前に湯を流すか床暖房との組み合わせが必要)、第四に強い衝撃でホーロー層が割れる可能性、第五に重量による浴室床補強の必要性、などがある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における浴室リニューアルでは、ホテルのスイートルーム・ペントハウス・高級分譲マンションの専有部浴室・別荘などでは、鋳物ホーロー浴槽への更新が高級グレード提案として有効である。明誠フランチャイズの水まわり工事専門会社は、構造補強・搬入経路確保・専用クレーン手配などを含めた高度な施工技術で対応する。

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