用語集

阿弥陀如来坐像鎌倉

読み方
あみだにょらいざぞうかまくら

阿弥陀如来坐像鎌倉(あみだにょらいざぞうかまくら)とは、神奈川県鎌倉市長谷の高徳院(こうとくいん)に鎮座する青銅造阿弥陀如来坐像の正式名称で、一般には「鎌倉大仏」「長谷の大仏」として広く親しまれている国宝指定の仏像建築である。建立は鎌倉時代の建長4年(1252年)頃と伝えられ、像高約11.31m(坐像)、総高約13.35m、重量約121トンの巨大青銅鋳造像で、当初は大仏殿に納められていたが、室町時代の津波(明応4年、1495年)以降は露座のまま現存している。本尊は浄土宗の本尊である阿弥陀如来で、「南無阿弥陀仏」の念仏を唱える人を極楽浄土へ導く救済仏として、多くの信仰を集めてきた。仏像建築としての特徴は、(1)青銅(銅・錫・鉛の合金)鋳造による中世日本の高度な金属加工技術、(2)30数回に分けて部品を鋳造し接合した「割り型鋳造」、(3)内部空洞構造で見学可能(内部参拝、有料)、(4)国宝指定(1958年)、(5)世界遺産候補「武家の古都・鎌倉」の構成要素、などである。建立から770年以上経過した現在も健全な姿を保つが、(A)露座での長期紫外線・酸性雨・潮風による青銅表面の腐食、(B)地震対策の耐震補強(2017年に大規模耐震診断・補強工事完了)、(C)定期的な清掃・補修・防食工事、などの維持管理が継続的に必要である。明誠グループのロープアクセス工法は、こうした文化財建築・特殊建造物の高所点検・清掃・補修工事にも対応可能で、フランチャイズ加盟の文化財専門業者と連携した文化財保護への貢献も実績がある。

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